私たちの生活は、世界の人々やモノとつながって成り立っています。
日々の生活ではあまり意識することはありませんが、私たちの日常を取り囲むモノの数多くは、開発途上国から輸入されており、私たちの暮らしを豊かに彩っています。
（株）良品計画はJICAが開発途上国で実施している「一村一品プロジェクト※」の一環で、ケニアやキルギスにおいて、その国の人々の自主性を尊重し現地の材料を生かした商品を開発し、世界で通用する商品を生み出しました。
本講演では、MUJI×JICAの取り組み紹介を通じ開発途上国の人々の生活や文化背景に寄り添った、国際協力のカタチから見える「働くこと・暮らすこと」を考えます。

※「一村一品プロジェクト」
大分県で始まった一村一品運動は、地域資源を生かして特産品を育てることにより地域活性化を目指す取り組みです。
JICAは、日本の一村一品運動の経験を開発途上国の支援に活用しています

■講演者
株式会社良品計画
代表取締役会長（兼）執行役員　金井　政明