一般社団法人地域福祉活動協会（以下「協会」）が、守山区にある菊華高等学校保育・福祉コース 実習室にて、地元名古屋を中心に展開しているラーメン屋「うま屋」と協同で食品ロス減量を目的として、地元の介護施設を巻き込んで地域イベント活動を行なった。

協会は、地域福祉の観点から地域での多世代交流を活動の基本とすることを目的としている。今回、うま屋が製造してる冷凍チャーハンの新商品開発の過程で発生する食品ロスに着目をし、地域を巻き込んだSDGs啓発イベントを開催。協会所属の高校生が中心となり、日ごろ活動している「こども支援センターちゅーりっぷ」に参加の子ども（守山区の小学生中心）にクイズや劇をして学びを深めた。その後、本来であればロスとなる冷凍チャーハンを有効活用し、楽しみながら学べるイベントを成功させた。

また日頃から交流のある株式会社結の樹が運営する、住宅型有料老人ホーム結の樹天白（以下「介護施設」）にも冷凍チャーハンを寄贈。介護施設を通じて子ども食堂や認知症カフェ参加者など多世代に配布される予定。引き続き、協会とうま屋、介護施設が連携し、高校生たちが中心となって食品ロス減量を実現しながら多世代交流、地域貢献を進めていく。