株式会社コプロ・ホールディングス

プレスリリース

2021年11月1日
Press Release

巻き起こせ「建設フェミニズム」―建設業向け人材派遣会社が「女性が働きやすい建設業」を目指した啓発活動に着手―

(1)第59回 宣伝会議賞に課題協賛、応募期間は10月1日から11月18日/(2)女性建設エンジニアを対象にしたアンケート調査を今年度も実施・発表予定

建設業・プラント業を中心に全国でエンジニア人材派遣を手掛ける株式会社コプロ・ホールディングス(代表取締役社長:清川甲介、本社:名古屋市、以下「当社」)は、女性が働きやすい建設業を目指した啓発活動に着手しています。今年は初 […]

建設業・プラント業を中心に全国でエンジニア人材派遣を手掛ける株式会社コプロ・ホールディングス(代表取締役社長:清川甲介、本社:名古屋市、以下「当社」)は、女性が働きやすい建設業を目指した啓発活動に着手しています。今年は初めて、月刊「宣伝会議」が主催する広告賞「第59回 宣伝会議賞」に課題協賛し、女性が「建設業界で働きたい」と思えるような広告アイデアを10月1日から11月18日まで募集しています。「宣伝会議」2021年12月号(11月1日発売)では「誌面オリエンテーション」として、課題設定の背景や応募作品への期待を掲載します。

 

また、当社は2018年度、2020年度に続き、今年度も「建設業における女性の働きやすさ」をテーマにした女性建設エンジニアに対するアンケート調査を実施し、結果を発表することを予定しています。

 

建設業界は少子高齢化の影響を受けて人材不足が顕著な業界です。かねてより「3Kの職場」、「男性の職場」というイメージが根強く、女性には敬遠されがちでした。しかし、昨今では女性活躍推進の流れを受け、大手ゼネコンの建設現場を中心に、女性が働きやすい職場環境が整備されつつあります。建設業界において、必ずしもすべての職種に力仕事が必要なわけではありません。現場でのコミュニケーション能力など、女性がその能力を発揮できるフィールドで輝きを放ち、建設業界を目指す女性が増えることで、人材不足の解消につながることが期待されています。

 

 

■女性エンジニアを積極的に採用・育成・派遣

当社グループでは、女性エンジニアを積極的に採用・育成・派遣※することで、建設業の女性活躍推進に貢献しています。女性エンジニアの派遣先は、女性用トイレ・更衣室の有無など、女性が働きやすい環境が整備されていることを確認した上で、派遣を行っています。

※当社に在籍する派遣エンジニアのうち女性の割合は30.4%
女性613名、男性1,404名、計2,017名(2021年3月31日時点)
当社が昨年度採用(新卒・中途)した派遣エンジニアのうち女性の割合は31.2%
女性270名、男性595名、計865名(2020年4月1日~2021年3月31日)

 

コプロ・エンジニアードが雇用し派遣先の建設現場で活躍する女性エンジニア

 

■「女性が働きやすい建設業」を目指した当社の啓発活動

1)第59回 宣伝会議賞への課題協賛

●課題: 「女性が建設業界を目指したい!」と思えるアイデア
●募集ジャンル: キャッチフレーズ/テレビCM/ラジオCM
●コプロ・ホールディングスの課題詳細URL: https://senden.co/main/theme/276
●業界背景:
建設業界は高齢化や若手人材不足が他と比較しても顕著な業界です。働き方改革の推進とともに、近年では大手ゼネコンの現場をはじめ、女性労働者への配慮がなされた各種設備面等も改善が図られ、女性が活躍できるフィールドが整いつつあります。
●応募作品への期待:
私たちコプログループは「人=財産」と認識し、人が持つ無限の可能性を信じ、「一人ひとりの心に点火する『人づくり』企業になる」ことをビジョンに掲げ、建設業界を中心に人財サービスを提供しています。男性的でネガティブなイメージを抱かれがちな建設業界ですが、そのイメージを払拭し女性が建設業界を志したいと思えるポジティブな広告アイデアを期待しています。建設業界向け人財サービスのみならず、建設業界全体に対して女性の就業意欲を喚起できるようなインパクトのあるアイデアに期待します。

<第59回 宣伝会議賞について>
宣伝会議賞は、月刊「宣伝会議」が主催する広告表現のアイデアを、キャッチフレーズまたはCM企画という形で募集する、歴史ある公募広告賞。2021年度に募集する今回は第59回。若手コピーライターの啓発、人材の発掘・育成やコピーライターの意識の向上を目的に開催。過去の受賞者の中には、広告業界の第一線で働く方々が多数存在し、過去の受賞作品が広告になった事例も多数存在します。
・U R L: https://senden.co/
・ジャンル:協賛各社の課題ごとに、キャッチフレーズ、テレビCM、ラジオCMの3つのジャンルの中から応募可能な媒体が指定される。
・応募部門:一般部門(年齢、職業を問わない)、中高生部門(中学生・高校生限定)、いずれもグループやユニット単位ではなく、個人での応募に限る。
・応募方法:応募は宣伝会議賞サイト上でのみ受け付ける。応募にあたり、宣伝会議賞のWebサイトで応募者登録が必要。前回(第58回)までに応募登録したことがある方も、新たに応募者登録が必要。作品には企画意図を明記する必要がある。
※『宣伝会議』11月1日発売号に協賛企業から作品制作のアドバイスが掲載される。
・応募作品:自作・未発表作品に限る。他のコンテストなどに応募・受賞歴があるものと同一または類似とみなされる作品は応募できない。
・審 査 員:プロのコピーライター
・審査方法:一次審査・二次審査・三次審査・最終審査を経て各賞を決定。一次審査から最終選考までは、キャッチフレーズ作品とCM企画(テレビ・ラジオ)を分けて審査。グランプリは、キャッチフレーズ作品とCM企画を合わせた中から選考。
・贈賞内容:(省略)

 

2)女性建設エンジニアを対象にしたアンケート調査の過去の実績

●2018年のアンケート調査(プレスリリース 2018年9月4日)
当社に在籍する三大都市圏の建設エンジニアに、職場環境に関するアンケート調査を行い、男女296名から回答を得ました。その結果、建設業界で女性がもっと働きやすくなるための条件として、「職場環境や設備の整備」、「職場の人の教育・意識を変える」、「労働時間を柔軟にする」、「女性技術者を増やす、女性管理職を増やす」の4つが上位に挙げられました。回答者からは、建設現場で女性が働きやすくなるために必要な具体的な取り組みについての意見も集まりました。

●2021年1月のアンケート調査(プレスリリース 2021年3月16日)
当社に所属する全国の建設エンジニアを対象に2021年1月12日から1月31日までにWebアンケート調査を実施し、男女772名から回答を得ました。その結果、全体では7割が、女性では8割以上が、現在の職場は“女性にとって働きやすい”と回答。2018年の調査結果と比べると「女性にとって働きにくい」の回答が4.5%減少しており、建設業の職場環境が年々整備され、女性が働きにくい職場が減少している傾向が伺えます。女性が働きやすい職場にするには、「設備」と、働く人の「意識」の2つの要素が重要であることが示されました。

<2021年1月 調査結果のサマリー>
●現在の職場は女性にとって働きやすいか
・全体では70.0%が“女性にとって働きやすい”と回答
・女性は83.2%、男性は59.3%が“女性にとって働きやすい”と回答
・「女性にとって働きにくい」が2018年に比べると4.5%減少

●建設業界で女性が働きやすくするには
・「男女別の更衣室・トイレなどの整備」(26.8%)
・「働く人の意識を変える・偏見やハラスメントをなくす」(18.9%)

●女性が働きやすい理由
・「トイレ・更衣室など設備が整っている」28.0%
・「女性が複数人いる・女性が活躍している」27.1%
・「職場の人の理解がある・人間関係が良好」26.8%

●女性が働きにくい理由
・「女性専用の更衣室・トイレなど設備の未整備」34.2%
・「女性が少なく男性中心の職場の雰囲気」34.2%

 

 

【当社概要】
社名:株式会社コプロ・ホールディングス
(主要事業子会社:株式会社コプロ・エンジニアード
事業内容:建設エンジニア人材派遣事業、プラントエンジニア人材派遣事業、アカデミア事業)
代表者:代表取締役社長 清川 甲介
本社:〒450-6425 愛知県名古屋市中村区名駅3-28-12大名古屋ビルヂング25F
従業員数:2,280名(2021年3月末時点/グループ全体正社員・派遣社員含む)
資本金:3,000万円
上場市場:東京証券取引所市場第一部・名古屋証券取引所市場第一部(証券コード7059)
TEL:052-589-3066
FAX:052-589-3067
URL:https://www.copro-h.co.jp/