株式会社 ぬし与仏壇店

プレスリリース

2020年12月8日
Press Release

弥富市初 「樹木葬霊園」を12月18日(金)よりオープン

〜継承者不要で昨今話題のお墓〜

全国的に新しいお墓のカタチとして公営墓地・寺院境内墓地・民間霊園で開発が進んでいます樹木葬が、ついに弥富市に誕生いたします。

全国的に新しいお墓のカタチとして公営墓地・寺院境内墓地・民間霊園で開発が進んでいます樹木葬が、ついに弥富市に誕生いたします。場所は創建1,500年の弥勒寺(住所:弥富市鳥ケ地二丁目3・曹洞宗)の境内にある墓地区画です。

地域の皆様に貢献してゆきたいという考えから、弥富市及び近郊の墓地不足解消・無縁墓の急増を抑止するために開発いたしました。弥勒寺の檀信徒だけでなく、どなたでも利用可能で宗旨・宗派は問いません。

近年、樹木葬への関心が高まっている背景には、人びとの自然回帰や地域の環境保全への関心の高まりの他に、都市への人口集中による公営墓地の不足や、非婚層の増加など社会的環境の変化によって墓の維持管理が従来の方法では困難になりつつあり、永代供養へのニーズが高まった等の事情があります。

そういった昨今の社会情勢・家族環境・宗教意識の変化に合わせて、曹洞宗・弥勒寺と弊社が現代の生活環境に合わせた、不安の残らないお墓として樹木葬を宗旨・宗派の垣根を超えて一般の方全てに提供することに致しました。

 

「弥勒寺 樹木葬霊園」オープンの背景

 

🔳無縁墓の急増

・日本国内では年間およそ130万人の死者が出ています。そんな中、かつては代々継承されていくことを前提にあったお墓が、様々な事情や社会的背景により、誰にもお参りやお手入れをされなくなってしまう無縁墓化が急増しています。お墓は「霊園に土地を買い、ただ墓石を建てるだけ」で終わりではありません。放っておけば、墓石はどんどん汚れていきますし、周りに雑草も生い茂ってきます。そして何よりも、先祖を想い、手を合わせてくれる家族や親族の存在が不可欠です。無縁墓は、このような継承者や縁故者がいなくなってしまったお墓を指します。この無縁墓の急増は、「お墓をどう管理するか」「どう継承するのか」を見直すきっかけともなっています。

・無縁墓が増加する理由として、以下の要因が挙げられます。

「少子高齢化」・・・お墓の管理・継承は、親族や関係者によって行われますが、近年は少子化の影響でそれが難しいケースも出てきました。従来であれば、子供の数も多く「長男が責任を持ってお墓を守る」というような体制が整っていました。しかし少子化に加え、様々な状況により「現実的にお墓のことまで手が回らない」というケースが多くなっています。また、これまでお墓を管理していた方の高齢化によって、お墓の管理ができなくなるケースもあります。さらに、管理者がお亡くなりになれば、その段階で「無縁墓」が生まれる可能性も高まります。

「過疎化」・・・若い方々が都市部に移り住み、それに伴って過疎地域も多く発生しています。「過疎化」は都市への人口流入によって、地域の社会機能やコミュニティーが失われている状態を指します。お墓に関する問題も、過疎化が一因になっているケースが多いです。「お墓のある地域から遠いために、どうしても管理しきれない」「毎年の墓参りすら大きな負担」というご家庭・親族も少なくありません。

・また信仰の希薄化や墓参り、供養に関する関心が若い世代を中心に薄れてきたことも背景の一つです。

・無縁墓のある墓地が資金をかけて親族などの縁故者に戸籍照会しても、解決が足踏み状態になるケースが多いです。戸籍照会の調査だけでも大変な時間がかかる上、億単位の撤去資金負担となることで自治体も撤去のしようがなくなってしまうのです。

 

🔳墓地不足の問題

・無縁墓が増えることで、新たに墓地を開発することが憚られる状況にあり、それが「墓地不足」の問題へと繋がってゆきます。

・内閣府の発表によると、2035年の日本は「最多死」と言われています。 その死亡者推定数は約165万人。これは「2035年問題」とも言われ社会問題の一つになっています。 なぜ2035年が最多死と言われているのか。これは「団塊世代」が死亡平均年齢に達すること、また世帯主が75歳以上世帯で単独世帯が約4割と推測されている年のためです。 そのため、推測では今の墓地の区画数では間に合わない状況だと言えます。

・そこに昨今の「終活ブーム」もあり、「自分のお墓は自分で選んで建てる」人が年々増加しています。超高齢化社会の次に訪れる多死社会への準備として、「お墓が足りなくなる」と購入を急がれる方も多く、墓地不足の問題は深刻化しています。

無縁墓の増加が墓地不足にさらに拍車をかけ、現代社会の抱える問題が人生の締めくくりであるお墓や墓地という場に炙り出されているのが現状です。

このような問題を少しでも解消し、地域の皆様に貢献できないかという思いからこの度「弥勒寺 樹木葬霊園」をオープンさせていただく運びとなりました。

 

【受付方法】
受付開始日:2020年12月18日(金)
受付方法:店頭、もしくはお電話にてご来店予約していただきます。
ご予約後の来店時にスタッフが現地までご案内いたします。
受付店舗:ぬし与仏壇店 蟹江店
営業時間:9:30~18:30 水曜定休
住所:〒497-0050 愛知県海部郡蟹江町学戸1丁目37
電話:0120-837-011

【霊園概要】
発売開始日:2020年12月18日(金)
販売区画:弥勒寺境内(愛知県弥富市鳥ヶ地二丁目3)
価格:¥300,000(税込)~
販売店:ぬし与仏壇店 蟹江店