やっとかめ文化祭実行委員会

プレスリリース

2020年10月16日
Press Release

「名古屋」にまつわる伝統芸能をオンラインで配信

名古屋にまつわる伝統芸能、狂言、ストリート歌舞伎、講談、尾張万歳、名古屋甚句、筝曲

今年で8回目となる「やっとかめ文化祭」は、名古屋の伝統芸能や歴史・文化に焦点を当て、これらを楽しみ、学び、体験することを通して、その価値に気づいてもらうことを目的としたイベントです。 今年はコロナ対策に配慮し、「名古屋」 […]

今年で8回目となる「やっとかめ文化祭」は、名古屋の伝統芸能や歴史・文化に焦点を当て、これらを楽しみ、学び、体験することを通して、その価値に気づいてもらうことを目的としたイベントです。

今年はコロナ対策に配慮し、「名古屋」にまつわる伝統芸能を上演する「芸どころまちなか披露」のほとんどのプログラムをオンライン配信します。

地元名古屋の狂言共同社による狂言、名古屋を舞台としたストリート歌舞伎、名古屋を中心に活躍する講談師による名古屋にまつわる講談、重要無形民俗文化財「尾張万歳」、名古屋の花柳界で歌われてきた「名古屋甚句」、地元名古屋の筝曲正絃社による筝曲を上演します。なお、「お座敷ライブ 英語でお座敷遊び」は実際に料亭で体験していただきます。

 

オンライン配信YouTubeチャンネル 「Yattokame Fes. NAGOYA」
URL:https://www.youtube.com/channel/UCHmwFoXB1jxTqQclfnFM8oA

 

やっとかめ文化祭2020では次の4種類の様々なプログラムを行います。

(1)芸どころまちなか披露:狂言、ストリート歌舞伎、講談、尾張万歳、名古屋甚句などをオンライン配信

(2)芸どころ名古屋舞台:怪談に関する、狂言、能、日本舞踊や浪曲を舞台で上演

(3)まちなか寺子屋:歴史・文化のスポットで、21コースの講演や体験を通して地域の歴史文化を学ぶ

(4)まち歩きなごや:なごや好きのガイドと、39コースの名古屋のまち歩きツアーを体験

本リリースでは、このうち(1)芸どころまちなか披露についてご紹介します。

芸どころまちなか披露
詳細URL:https://yattokame.jp/2020/hirou

1.狂言 ~名古屋は、狂言のまち~ (オンライン配信) 10/24(土)、11/ 1(日)、11/15(日)
2.ストリート歌舞伎 『大名古屋飛金鯱~五右衛門三世見参~』 (オンライン配信) 10/24(土)、11/ 1(日)、11/15(日)
3.講談 (オンライン配信) 10月24日(土)
4.尾張万歳 (オンライン配信) 10月24日(土)
5.正調名古屋甚句・ 熱田神戸節 (オンライン配信) 11月1日(日)
6.箏曲 (オンライン配信) 11月15日(日)
7.お座敷ライブ 英語でお座敷遊び (料亭で実際に体験) 10/25(日) 18:30~(会場:か茂免)
※「7.お座敷ライブ」はすでに満席です

 

 

1.狂言 ~名古屋は、狂言のまち~ (オンライン配信)
600年を超える歴史をもつ狂言は日本で一番古い喜劇です。今も昔も変わらない人間の姿が描かれ、ほっこり大らかな笑いを届けます。時を超えて、現代に紡がれる物語。3つの演目をオンライン配信します。
1891年(明治24年)、名古屋に伝承されてきた和泉流狂言の伝統を守るために結成された、狂言共同社による上演です。
日時 演目 出演
10月24日(土) 仏師(ぶっし) 鹿島俊裕 他
11月 1日(日) 簸屑(ひくず)佐藤友彦 他
11月15日(日) 茶壷(ちゃつぼ) 井上松次郎 他

 

2.ストリート歌舞伎 『大名古屋飛金鯱(だいなごやそらとぶきんしゃち)〜五右衛門三世見参〜』 (オンライン配信)
話題のストリート歌舞伎が、本当にみちばたで歌舞伎を披露!ただし無観客、ストリートやスタジオで撮影した特別バージョンで上演します。名古屋の街並みで繰り広げられる、アクションたっぷりの活劇歌舞伎。名古屋城の金のしゃちほこを、大怪盗、石川五右衛門の孫、石川五右衛門三世が狙っていた。五右衛門を出し抜こうという女盗賊、捕まえようとする同心、侍。尾張名古屋の伝統を活かしながら、愉快痛快な一幕を、オンライン配信します。
日時:第1話 10月24日(土)
第2話 11月 1日(日)
第3話 11月15日(日)
脚本・演出:西川千雅(日本舞踊西川流四世家元)
出演:工藤倉鍵(日本舞踊工藤流四世家元)、伊藤みづめ、間瀬礼章、手嶋政夫(RE-act)、特別出演 ナゴヤ座
音楽:たなかつとむ

<演目紹介>
慶長17年(1612)、名古屋城の天守にあげられた金のしゃちほこには、慶長小判1万7,975両(純金換算で215.3kg相当)をつぶして使われていました。「天下様でもかなわぬものは、金のしゃちほこ雨ざらし」と里うたでも歌われたと言われる金鯱は尾張名古屋の誇りでした。しかしこの金鯱、鱗が幾度か盗難にあっています。近いところでは昭和12年、はたまた明治には3度も。江戸時代に大凧に乗った柿木金助が伝説にありますが、まさに慶長17年の金鯱が天守に乗るその時を狙って、大盗賊石川五右衛門三世の予告状が徳川義直のもとに送られたのです。

 

 

3.講談 (オンライン配信)
張り扇で釈台をバンバン叩き、リズミカルに話を聞かせる伝統話芸。名古屋を中心に活躍する講談師・旭堂鱗林がこの地にまつわる講談をオンライン配信します。
日時:10月24日(土)
出演:旭堂鱗林

 

4.尾張万歳 (オンライン配信)
長母寺を開いた無住国師が、節をつけて教えを説いたのがはじまりと伝わる日本古来の祝福芸。今年は、コロナ渦を笑いで吹き飛ばそうと七福神を呼ぶ「御殿万歳」を披露。国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
日時:10月24日(土)
出演:尾張万歳保存会

 

 

5.正調名古屋甚句・ 熱田神戸節 (オンライン配信)
正調名古屋甚句・熱田神戸節は、名古屋で生まれ、まちの歴史・賑わいと共に大流行しました。時代を超えて今に受け継がれる、唄の歴史話も交えながらの演奏をお楽しみください。
日時:11月1日(日)
出演:端唄 華房流華の会、宗家 華房真子、家元 華房小真 他

 

6.箏曲 (オンライン配信)
平和と健康への祈りをこめて皆様へ「愛と祈りの調べ」をメドレーでお届けします。筝の音色をお楽しみください。
日時:11月15日(日)
出演:筝曲正絃社 野村祐子、竹内裕美、佐野亜子
曲目:「アヴェ・マリア」、「私のお父さん」、「ハレルヤ」、「雪椿」、「アメイジング・グレイス」、「歓喜の歌」

 

 

7.お座敷ライブ 英語でお座敷遊び (料亭で実際に体験)
名古屋の名料亭で、心づくしのお料理とおもてなしに舌鼓を打ちながら、お座敷芸を楽しみます。今年の企画は「英語でお座敷遊び」。芸妓さんの芸やお座敷でのゲームを、中学校で学ぶ水準の英語で分かりやすくご紹介し、楽しんでいただきます。やっとかめ文化祭でしか味わえない特別企画です。

※すでに満席です
日時:10/25(日) 18:30~
場所:か茂免 名古屋市東区白壁4-85
出演:名妓連組合、あいち戦国姫隊「於大の方」
料金:14,000円 定員:30名
Pコード:645-728 チケット申し込み:https://yattokame.jp/2020/hirou/149.html

※金額には料理代・税金・サービス料を含みます。ドリンクは当日現金精算となります。
※開場は18:00です。それ以前にご来場いただいてもお入りいただけません。
※新型コロナウイルス感染拡大予防対策について、注意事項を必ずご確認ください。

 

■注意事項
新型コロナウイルス感染拡大の状況等により、日程、会場、講師等が中止・変更となる場合がありますので、予めご了承ください。最新情報は、事務局へ確認いただくか、ニュース一覧をご覧ください。

 

 

■主催者概要
主  催:やっとかめ文化祭実行委員会
構成団体:名古屋市(文化振興室、観光推進課、歴史まちづくり推進室、文化財保護室)、(公財)名古屋市文化振興事業団、(公財)名古屋観光コンベンションビューロー、(公財)名古屋まちづくり公社、中日新聞社、名古屋観光ブランド協会、特定非営利活動法人大ナゴヤ・ユニバーシティー・ネットワーク
後  援:名古屋商工会議所、中部経済連合会、中部経済同友会(予定)
助  成:文化庁、一般財団法人地域創造
協  力:名古屋三曲連盟、名古屋邦楽協会、名古屋日本舞踊協会、(公社)能楽協会 名古屋支部、名古屋鉄道株式会社(予定)、名古屋市交通局、会場を貸してくださいました施設の皆さま
企  画:ディレクター:近藤マリコ、高橋佳介、西川千雅
サブディレクター:加藤幹泰
コーディネート:古川博、亀田久治、井田富士蔵
デザイン:森葉月、城里奈、榎本紀久
ウェブデザイン:石垣嘉洋
U R L:https://yattokame.jp/2020
連 絡 先:やっとかめ文化祭実行委員会
〒460-0011 名古屋市中区大須3-42-30 ALA大須ビル201
NPO法人大ナゴヤ・ユニバーシティー・ネットワーク内
Tel:052-262-2580
Fax:052-262-6658
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