セブン工業株式会社

プレスリリース

2022年5月20日
Press Release

セブン工業、地元の「里山」資源活用で地域貢献をめざし 岐阜県産材「アベマキカウンター」を開発

セブン工業株式会社(岐阜県美濃加茂市、代表取締役社長:木下浩一)は、カウンター製品ラインナップに岐阜県産材のアベマキ、スギを活用した「アベマキカウンター」を追加しました。 ■地元「里山」の抱える問題 アベマキは当社の本社 […]

セブン工業株式会社(岐阜県美濃加茂市、代表取締役社長:木下浩一)は、カウンター製品ラインナップに岐阜県産材のアベマキ、スギを活用した「アベマキカウンター」を追加しました。

地元「里山」の抱える問題

アベマキは当社の本社所在地である岐阜県美濃加茂市の里山に多く自生しているブナ科コナラ属の広葉樹で、かつては薪などの用途で使われてきましたが、近年その需要は減少し里山林に放置されていました。

里山林の多くの割合を占めるアベマキを新たな里山資源として着目し、放置され荒廃した里山林の整備、活用や地元の林業活性化への貢献に向けて、建材や木工製品としての利用が難しいとされてきたアベマキの活用方法について研究・開発を行いました。

集成材・突板の開発

アベマキは硬く重く寸法や断面が狂いやすく、また、小径木で欠点や虫食いなどが多く、良材の確保が難しい木材です。そこで数少ない良材部分を集成材にして突板(薄くスライスした板材)に加工することで、良材の意匠性を持った製品の安定供給を実現しました。

■県産材×県産材で新たな価値

岐阜県産材へのこだわりから、突板にしたアベマキを岐阜県産スギ集成材に貼り合わせることにしました。杉は柔らかく丈夫で扱いやすい材ですが、その柔らかさ故に傷が付きやすい材です。そこに硬さを持つアベマキの突板を貼ることで、軽く傷が付きにくいという特徴を持った新たな岐阜県産材を作り出しました。

■製品概要

アベマキカウンター

基本仕様 :岐阜県産 スギ集成材芯+アベマキ突板貼り
対応サイズ:厚み 24mm、30mm
幅  100mm~1,000mm
長さ 300mm~3,000mm
塗装色  :クリア塗装

※製品の詳細は以下のURLからご覧いただけます。

アベマキカウンター : https://www.seven-gr.co.jp/interior/detail.php?id=22

リーフレット: https://www.seven-gr.co.jp/data/images/product/22/document1.pdf?304