岐阜の会社が作る、コロナ対策グッズ　手のマスクTouch

自社製造にこだわり、４０年以上岐阜で手袋をつくってまいりました。

小さな会社だからできる、ニッチな商品づくり

コロナウイルス感染症の第二波が懸念される今日ですが、４０年以上(有)コロナーとして企業活動を続けてきた弊社に、何かできないかと思案しておりました。そこで長年手袋を作ってきた経験と設備で接触感染予防の手袋ができないものかと思い、ニーズを検討した結果、『電車のつり革が触れない』『エレベーターのボタンが押せない』などの声が多く聞かれました。日常生活の中で仕事は重要な部分を占めております。その仕事に通う通勤電車が辛い、密閉空間である電車内で更に接触感染の不安があると、感じているようです。

安心してつり革などが触れる、そんな手袋ができないものかと色々な素材・設備で試作を繰り返しました。そうしてできたのが、伸縮度合いが高いナイロン素材と除菌効果の高い銅繊維を組み合わせ、手袋を製造する機械としては非常に珍しいストッキングのような生地ができる編み機で、製造した今回の商品。

大きな要素は２点です。まず1点は弊社の会社名が有限会社　コロナーであること。４４年間先代からこの名前を受け継ぎ会社を維持してまいりました。リーマンショックや東日本大震災、さらには繊維製品の海外製品流入で、経営環境は悪くなる一方です。そんなさなかに、このコロナウイルスの蔓延。コロナウイルスに負けないという意味でも商品開発に挑みました。２点目は銅繊維を使っていること。銅の高い除菌効果で接触感染の恐怖から少しでも和らげたいそんな思いから　手のマスクTouch　を作りました。